アンナチュラル第4話は感動でした!!バイク事故が原因で亡くなった男性。しかし、佐野(坪倉由幸)は過労が原因だったのでは?と2人の子供を抱え途方に暮れる妻、可奈子(戸田菜穂)。ミコト(石原さとみ)の母である夏代(薬師丸ひろ子)は弁護士としてこの事件の解剖をUDIに依頼をしにやってきた。
事故の原因は3つ
①佐野が努めていた工場の長時間労働の過労
②乗っていたバイクの修理ミス
③かかりつけ医師による病気の見落とし
誰がために働く
まさに、現代の日本を象徴するような内容でした!!
長時間労働、サービス残業、過労、何のために誰のために働くのか!?
家族のため、工場のため、お客様のためと働き続けた姿・・・
そして、死んでしまったら・・・何が残るのか?残された家族の無念。
見ていて、共感・感動の連続でした。
息子の大人の汚い部分や父親が悪く言われることでの悔しさ。そんな揺れる子供心も感動のポイントでした。
どれだけ働いても死んだらだめだよ・・・同じ子を持つ親として悲しくなりました。
ミコト(石原さとみ)たちUDIが事件の真相を解明!
亡くなったバイク事故の前にも、仕事中のバイク事故があり、その時に椎骨動脈に損傷が出ていた・・・すぐに検査していたら命は助けられたかもしれない・・・
社長の指示で工場から蜂蜜ロールケーキを届けた時の事故だった。
その社長は、花火を見ながら大勢で騒いで遊んでいる・・・
なんとも切ない気持ちになり涙が出ました・・・必死で家族のために働く父親の姿。
事故当時の映像から父親が家に帰り子供たちに添い寝するシーンは感動でした。そして、絶妙な主題歌!!涙でした!
そして、事件の真相が明らかになった。
そして、工場の人達も事故の究明に協力!
工場の人は裁判!未払い残業の支払いと労働環境改善を訴える反乱!
日本中のどこにもある劣悪な労働環境。見ていてスッキリしました!!
働きすぎの日本人。
過労は、人を死なせてまでやるものではない!
工場長の心の大変化にちょっとイラッしましたが・・・最初は、過労を隠して逃げてたくせに・・・って。
石原さとみさんがかっこいい!
事件をUDIメンバーが、テンポよく解決していく姿は本当にかっこいいです。
石原さとみちゃんの低いトーンの話し方や法医解剖医としての姿。そして、可愛いらしい女性としての姿。
表情もコロコロ変わって可愛い!ですが、今までのように可愛いだけの石原さとみちゃんじゃないですね!解剖医師として、働く姿や事件解決へ立ち向かう姿はかっこいいです!
いよいよ中堂(井浦新)の秘密が明らかに!
「赤い金魚」がキーワードとしてでてきていました。そして、少しづつ中堂の過去が見えてきました。
「赤い金魚」がでました。との連絡が木林からくれば葬儀場に行っていた。
中堂は、葬儀屋の木林(竜星涼)に金を渡して、ご遺体の検案をしていた。
ご遺族には内緒で。
そう、中堂(井浦新)は「赤い金魚」を探している。
赤い金魚とは「あざ」や「傷」をさすのだろう。
中堂は、大学に運ばれてきたご遺体の解剖をした。無言で。
その遺体は恋人だった。恋人の他殺体を。
その恋人と赤い金魚・・・
事件の謎を探し続けているのでしょうか?
中堂がUDIで働く理由。これが、見えてきました。
中堂は本当に人を殺した過去があるのだろうか・・・・
ミコトのように夢なんて目標程度でいいのかも
久部(窪塚洋介)「どうして働くんですか?」
三澄「生きるため」
久部「おれ、まだ夢とか、みつかってないし」
三澄「ユメなんてそんなおおげさなものなくてもいいんじゃない?目標程度で。」
「給料入ったらあれかうとか。休みがとれたらどっかいくとか。誰かのために働くとか」
そうですよね!若い時は、夢とか希望とかに満ちあふれていました。ですが、それって重すぎるし、叶わないことだってある。
目標程度で生き始めることが幸せかもって、気づく時がやがて訪れる・・・
ミコトの考え方、私は共感でした。
第4話は「誰のために働くのだろう」について、本当に考えさせられる内容でした。
私の父親も2年前に亡くなりました。死因は心不全でしたが、私は過労死だったと今も感じています。会社員でなく自営業でしたので、自ら過労をしていました。家族のために。
そう、日本人は真面目すぎて働きすぎるんです。
でも、死んだら駄目なんです!!残された遺族の無念と後悔は一生消えません。
働きすぎで過労の日本人に向けた内容でした!!