「世界で唯一、温泉に入るサル」
長野県北部、志賀高原を源とする横湯川の渓谷。ここに地獄谷があります!右も左も温泉の湯気が吹き出していて・・・まさに秘境、地獄谷!そんな地獄谷野猿公苑を紹介します。
テレビのニュースなどでなんとなく聞いたことはあったのですが、「行って見たい」と思ったことは全くなくて・・・しかし、世界的に温泉に入る猿は非常に珍しい!海外からの観光客が押し寄せている!なんて耳にしたら行ってしまいました。
「秘境」という言葉がよく合う場所でした!行く価値ありますよ!!
地獄谷野猿公苑
長野県下高井郡山ノ内町大字平隠6845
TEL 0269-33-4379
営業時間(目安なので状況で変わります)
冬季:9:00~16:00
夏季:8:30~17:00
入園料:大人(18歳以上)800円(税込) こども(小学生〜高校生)400円(税込)
駐車場
駐車場は無料の野猿公苑専用駐車場が山の下にあります。冬季は混雑しています。
上林温泉とカーナビに入力すると付近に到着します。そこから、歩いて約30分。坂道は駐車場から山の入り口までの数メートルのみで、あとは平坦な山道が続きます。
服装や靴
冬季は、雪が積もっていてかつ観光客により踏み固められていて、よく滑ります!スニーカーやヒールは本当に危険でした。私はスノーブーツでしたがツルツル至る所で滑りました・・・。海外からの観光客が本当に多くて、皆さん「防寒対策は完璧・靴はスパイク長靴」おまけにスキーのストックを持つ人も!冬の雪山仕様でしたよ!さすが、海外の方は事前の確認ができている!と感じました。
雪も降るかもしれませんし服装には気をつけていきましょう!冬は手袋もあった方がいいですよ!
ですが・・・さすが日本人・・・ヒールの女性もいて、もはや泥と雪で危ない状態・・・泣きそうになってました。革靴や靴底の磨り減った人は転倒していました。
山の入り口にレンタル屋さんも有りました〜店員さんは外国人でした。写真を撮っていたら招かれてしまい〜慌てて「ノーサンキュ〜テイクフォトオッケー?」と言ってしまいました。あれ?ここは日本だよね?と考えるぐらい。それぐらい外国人対応万全な公苑。
トイレ
トイレも気になるポイントです。子連れなので、トイレが急に必要になるので心配していましたが、駐車場にトイレとベビー用のおむつ交換台もありました。
公苑内に入ると徒歩30分の山道にはトイレはありません。ここで必ずトイレは済ませてから行きましょう。
30分歩けば、地獄谷野猿公苑の入場口(山小屋)につきます。綺麗なトイレがあります。ベビー用のおむつ交換台もありました。
いざ!公苑に向かいます!
公苑内の道はこんな感じで続きます。
数メートルごとに野猿公苑や猿の生態について看板があります。道は細いので注意しながら進みます。
4歳の長男も休むことなく30分歩けました。平坦な道です。ですが、車椅子やベビーカーは無理です。道が狭くてガタガタなので危ないです。
途中、小川の横から蒸気が出てました。温泉がいたるところから湧いています。
山の中をひたすら歩きます。
猿が時々道を歩いてます。
スーパーのビニール袋は持ち歩いてはダメです!猿が取りにきます!持っていたら隠してください!紙袋も狙われてる人を見ました。とにかく猿は賢い!食べ物が入ってるとわかってます。
30分歩くと入り口が!料金所でお金を払い、いざスノーモンキーに会いに!
ここにはロッカーもあります。重い荷物や猿に狙われそうなものは預けます。
猿を見るときの注意!
山小屋は、外国人でいっぱい!猿グッズやポストカードを皆さん買っていました。ここでトイレも行けます。
山小屋から出てすぐの場所に温泉が!いますよいます!温泉に入る猿がいっぱい!
寒い日の方が、猿はたくさん温泉に入るそうです。この日は気温もそれほど寒くなかったからか…猿が温泉に入らず遊ぶ姿もたくさんみました。天気が良ければ、日光浴を楽しむそうです。なんだか、人間と同じですね!
子連れの猿は可愛いですよ〜小さくても母ザルにしがみついて温泉に入ってます。
ここには160頭ほどの猿がいて、大麦や大豆、りんごを与えているそうです。
温泉は、強い猿しか入れないのかな?と思ってしまいましたが、猿は温泉好きもいれば温泉嫌いな猿もいるそうです。温泉嫌いな猿は絶対に入らないそうです。
猿は、ほぼ毎日公苑にやってくるそうです。夜になると山に帰って、朝になると山から降りてくるそうです。
公苑の脇には噴泉もあり、温泉が吹き出していました。もうまさに秘境と言えます。
「世界で唯一温泉に入る猿」
海外からの観光客がやってくるのも頷けます。私たち日本人もぜひ行く価値があります!長野県に観光に来たら地獄谷野猿公苑!おすすめです!