ひなママさんのどっちにすすむ?

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調剤薬局の値段って違うの?料金の違いは何?2018-2019

病院を受診したら受け取るのが「処方箋」。この処方箋、皆さんはどこの薬局に持参しますか?病院の門前にある大手チェーン薬局?街中で個人経営している薬局?ドラッグストア?選択肢がいろいろありますよね。あまり、気にする人も少ないのですが実は、薬局によって値段が異なる部分があります。一体何が違うのかをみてみましょう。

(調剤報酬は2年ごとに変わります。2018年4月から2020年3月までの情報です)

 

調剤薬局の明細書を見てみよう!薬局で調剤基本料の違うんだって!

いつも薬局に行くと明細書が貰えますよね?あまり見ないですよね?私はあまりみない派。明細書は発行の義務があるので全国どこの薬局に行っても発行されるそうです。この明細書で注意したいのが「調剤技術料」なんだか聞き慣れない言葉が並びます。ママ友から聞いた話をまとめますね♡

まず「調剤基本料」が薬局によって異なるんだって。私が先日、利用した大手チェーン薬局の基本料は「調剤基本料1の41点。つまり410円です」簡単にいうと現役世代だとそのうちの3割が一部負担金です。けっこう大きな点数ですよね!

調剤基本料1:41点

調剤基本料2:25点

調剤基本料3-イ:20点

調剤基本料3-ロ:15点

特別調剤基本料:10点

どうして区分するのかなあ?国が求める役割が重視されているそうです。具体的に言うと、大きな大病院前の薬局(門前薬局)は大手チェーン薬局も多く、患者さんが多いのでたくさんの処方箋を受け付けることが出来ます。ですが、街なかの個人薬局は、その地域の人々の健康に役立つサービスを求められ、かかりつけ薬局となり在宅医療に貢献したりと、地域医療への貢献にはたくさんお金がかかっています。そういった側面から、大型病院前のチェーン薬局は基本料が安くなってしまい。街なかの薬局は高くなるという傾向があるそうです。ですが、一概には言えないようです。基本料の判定には、全処方箋枚数の集中率(主たる医療機関)や手帳持参率・グループ全体の処方箋枚数など様々な要件があります。一概にどの立地なら安いとは言えないので、ご注意くださいね。

 

 

地域支援体制加算や後発医薬品調剤体制加算も薬局によって異なるんだよ

上記明細書には、地域支援体制加算(35点)という加算が書かれていますね。この加算は、算定できる薬局と出来ない薬局があるそうです。これは、とてもハードルが高くなかなか要件を満たすには難しい施設基準。例えば、基本料1を算定している場合は、適切な薬学的管理、服薬指導・一定以上の開局時間・1200品目以上医薬品備蓄数・在宅体制の整備・在宅医療連携体制・医療安全に資する取り組み実績報告・集中率85%超えは後発品の調剤割合が50%以上・麻薬小売業者許可・在宅患者の指導実績・かかりつけ薬剤師指導料の届け出…などなどたくさんの要件があります。なので、地域支援体制加算は、薬局の頑張りだけではどうにもできない項目もあるため、みなさんの明細書に含まれていたり無かったり様々なようです。

後発医薬品体制加算も薬局によって異なります。後発医薬品の調剤の割合が一定以上あるかどうかで判定します。後発医薬品調剤体制加算1:割合75%以上18点、後発2:割合80%以上22点、後発3:割合85%以上26点。国が、ジェネリックを推進し始めてようやくここまで高くなってきた感じがしますね♡

みなさんが利用している薬局はどんな算定かな?病院の近くの薬局にすぐに持っていく私。もしかすると、すぐ隣の薬局はその薬局よりも安いのかも⁉そんな場合もあるわけですね!

 

どうして値段が薬局で変わるのか?なんとなく雰囲気つかめてきましたか?調剤基本料や地域支援体制加算・後発医薬品調剤体制加算など、薬局の施設基準を事前に調べたい場合は、各厚生局の公式HPにて薬局施設基準が公開されているます(更新時期で内容異なります)閲覧してから、少しでも安い薬局にいくのもいいですね。

ただ、取り扱うのが処方箋記載の医療用医薬品なので、自分に合った薬局やかかりつけ薬剤師を選択し、医薬品を安全に服用することが一番大切かもしれませんね。

 

各施設基準は、各薬局が管轄厚生局に届け出て認められた結果の点数です。その他、調剤料・薬剤料(薬価)などは全国共通での点数です。今まで見ることもなかった、薬局の明細書…少しだけ注目してみてください♡え?薬局で値段が違うんだ!そんな発見できるかも!

 

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