祖父母とゆく北海道の旅、3日目と4日目を紹介します。小学生が二人いますが、見たことのない景色に感動していました。大自然満喫コースです!ちなみに祖父母のキャンピングカーで移動です。移動時間が長くてもへっちゃらー。キャンピングカーって便利です。いつか定年したら乗りたいですね。着の身着のままの旅って最高ですよね〜。
↓こちらは宿泊した清里町のキャンプ場展望台からの景色。清々しい朝です。
道東は大自然の畑がず~~っと続く、知床やオシンコシンの滝へ
天に続く道
三日目の朝は、キャンプ場で朝食を食べて、「天に続く道」をず~~~っと走りました。天に続くって??でしたが、本当に約18キロが真っ直ぐに続く。斜里町の絶景のドライブコースです。子どもたちは、ええええーーーまっすぐーーー!と目を丸くしていました。大人も、思わずーひゃー先がどこまで行くのか見えない長さやーとなりました。
見える景色は、絨毯のように美しい。こんな景色は何時間でも見ていたい。自分がちっぽけに感じます。
オシンコシンの滝
知床といえば「オシンコシンの滝」観光客が多くて、びっくりしました。水量も豊富でものすごい迫力!子どもたちは、こんな景色は見たこと無い!って感激してました。駐車場からすぐなので、疲れずにすぐに見ることができます。知床に来たらここはおさえたいですね。
知床五湖
知床といえば、知床五湖はいかないとーー。見なくてならぬという使命感も。歩く道も木を組んで遊歩道にされていて歩きやすい。お年寄りもたくさん来ていました。ガイドツアーを、利用されている方が多かったです。7月でしたが、汗だくで歩きました。北海道も暑いんですね!
野付半島は日本最大の砂嘴
不思議な地形「砂嘴」。ひなママは地形オタク。この地形はたまりません。思わず窓からみる景色に涙でそう。すごいですよね、ここまで大きな砂嘴はすごい!海流で砂が堆積して、海流の侵食で複雑な海岸線が出来上がってる。しかも、道路もしっかり走ってる。いやー大自然の力はすごい!突然、5年の息子は好奇心で、海側の砂が堆積した海岸へジャンプ!ズボッつ!ええええーーー。「足が抜けないーー沈むよーーっ、助けてー」と大慌て。泥だらけになって帰ってきました。危ないよ本当に。昔は怖がりだったのに…この高低差のある海岸に飛び降りて、ハマるなんて…。
4日目は、朝から原生花園へ向かいました。
原生花園
あれ?馬?放牧?「野生で馬がいる」と祖父が言う。そうなんです、広がる草原地帯(湿地)に馬がいる。駅前の売店のおばあちゃんに聞いてみたら。「飼い主がいるけれど、ここで放牧してる」って。夏の間は、馬がここにいるそうです。自由に馬が走っていて、大自然にとけこんで絵になる〜。
原生花園から電車で網走駅へ。
次は、電車に乗ろう!ってことで、単線の昔懐かしい列車に乗って網走駅を目指します。観光客は途中の駅で降りたり乗ったり。列車自身が観光名所なんですね!
網走駅は、1日目に宿泊した場所。戻ってきた−!ってなりました。駅前は特に飲食店があるわけでもないので、駅の売店で「駅弁」を買って食べることにしました。北海道といえば、ウニとイクラですよね♡駅弁は、駅で大人気でした。祖父のキャンピングカーで昼食を取り、次に向かうは能取岬!
能取岬(のとろみさき)
すごーく、おしゃれな雰囲気な灯台。黒と白のコントラストに緑が映える。
冬のオホーツク海を想像してみました。ここまで流氷がくるんだよ。すごいよねすごい!ロシア・サハリンから流氷が。
流氷の話をしたので、次は、流氷館へ
オホーツク流氷館
私が行ってみたくて子どもたちを連れていざ。意外と観光客が来ている場所でした。流氷のことを知らないうちの子は、勉強になりました。
軽い展示はあるのですが、目玉はやっぱりマイナス15度の世界!流氷体感室。本物の流氷が展示されています。入り口でぬれたタオルを渡されます。上着も貸してもらえます。ブンブンタオルを回すと、凍りましたー!この体験は面白いです。外国人の人は大爆笑してました。
どんだけ寒いのか!?借りた上着はありがたいーー。
網走監獄博物館
網走で一番行ってみたい観光地は網走監獄博物館。子供にはすこし難しかったのですが、「監獄」「刑務所」について勉強しました。2年生の娘は少し怖がってましたが興味津々に資料を見ていました。
刑務所の博物館ってすごいです。大人もものすごく勉強になりました。網走監獄が作られたはじまり・・・初めて知りました。開拓が進まない時代に囚人が集められ、開拓が始まる。木々を伐採して道路を作り、街もできたわけです。囚人の労働力無しでは作り上げられなかった大きな道路。それを、現在利用していると思うと感謝さえ感じます。
不思議な街です。博物館では、この網走という街と幹線道路の建築に関わる実話が映像でも見ることができます。多くの人が、短時間で作り上げるには…命を失う人も犠牲も多かった。そんな実話がリアルに感じ取ることができます。
メルヘンの丘を通って、女満別空港へ
観光地を回れるだけ回った今回の旅。最後は、メルヘンの丘の夕焼けです。この夕焼け…人生で一番美しいかも。メルヘンの丘という名の通り、可愛らしい木々が畑の中にあるんです。北海道にきた!って思う風景ですよね。何時間でも眺めていられます。
北海道の道東は、大自然を感じ取ることができ、北海道の力強さも感じることができます。本州では、全く見ることのできない世界観。本当に素晴らしい土地です。道東って少し行くのが大変ですが、じっくり回ることで野生のキツネや鹿に出会えたり。北海道の冬の厳しさを想像できたり。ずーーーっと続く畑には北海道の広大さを感じる。何度でも行きたくなる場所でした。祖父のキャンピングカーも大活躍!キャンピングカーで北海道をまわるってとってもおすすめです!