「劇場版コード・ブルー」映画をみた！涙腺崩壊！感動シーン・ネタバレ・感想

「劇場版コード・ブルー　ドクターヘリ緊急救命」が２０１８年７月２７日から公開になった。2007年から10年に渡って作られてきた医療ドラマ。期待の中、なんと映画化！３rdシーズンのメンバーに加えて、新田真剣佑や山谷花純やかたせ梨乃などの新キャストが患者役などで登場！映画ならではのスケールで、もう感動の連続でした。恥ずかしながら涙が・・・エピソードも多くて展開が早く、盛り沢山な内容でした。ここからはあらすじやネタバレを含みますので、知りたくない方はご注意ください。

コード・ブルー ~ドクターヘリ緊急救命~ THE THIRD SEASON DVD-BOX (メーカー特典なし)

出版社/メーカー: ポニーキャニオン
発売日: 2018/02/28
メディア: DVD
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感動のシーンが複数あり！涙なしではみれません！

これまで2008年の１stシーズンから2010年放送の２ndシーズン。そして2017年の3rdシーズン。3rdシーズンはまだ記憶に新しい。そのシーズンのメインキャストは変わらず登場。新しく、新田真剣佑や山谷花純・かたせ梨乃が加わり、盛り上がる。

感動シーン①

注目すべき感動のシーンとして、飛行機の事故で助けられた余命が残り僅かという胃がんの女性患者。富澤未知（山谷花純）と岩田彰生（新田真剣佑）の結婚エピソード。ブライダルチェックでスキルス性の胃がんが発見された女性、未知を演じるのが山谷花純。長い髪だったはずなのに・・・坊主。そうなんです、この役に引退覚悟でオーデションを受け、丸刈りに女優魂だと報じられていました。私も手裏剣戦隊ニンニンジャーのモモニンジャーのかすみちゃんが！？とびっくりしました。でも、迫真の演技の連続なんです。丸刈りはもちろん、末期の胃がん患者で日に日に病状が悪化して、何度も大量の血を吐くシーンも有り・・・すごいな・・・ガン末期患者の目ってこんなかも・・・顔の暗さってなんか深い・・・精神的に追い詰められる姿・・・そうすごくリアル感がありました。そして、結婚相手だった岩田役が新田真剣佑（あらたまっけんゆう）読み方皆さんわかりますか？私、先日まで（にったしんけんゆう）って読んでいました。すいません。千葉真一さんの息子さんなんですよね。新田真剣佑さんも迫真の演技でした。死を間近にした彼女と結婚式をしようと決め、死ぬまで寄り添うと決めた優しさ。そして、結婚式は式場の予約が取れず、翌月だったが、それでは命がもたないと判断し、藤川一男（浅利陽介）と冴島はるか（比嘉愛未）の結婚式場の予約を譲ってもらい、無事に結婚式をあげることができた。結婚式場でのシーン、未知と彰生の二人が互いに見つめ合うシーンは感動します。「好きって言ってくれるあなたがいて幸せ」と彰生に伝えた。思いを言葉で伝えるシーンはすごく感動です。しかし、吐血して救急搬送される・・・

感動シーン②

フライトナースの雪村双葉（馬場ふみか）の母親はアルコール依存症。そのアルコール依存症の母親をかたせ梨乃が演じます。かたせ梨乃さんのアル中ぶり、すごかった。頭に包丁が突き刺さった姿は思わず・・・悲鳴が聞こえそうな雰囲気。高い声で叫ぶは暴れるわで・・・アルコール依存症の患者役、見事です。自分の母がアルコール依存症で実家から逃げるように家を出てフライトナースになった。母と子供のつながりや親に対して悩んできた姿が描かれます。そんな雪村も、藍沢が祖母の介護とキャリアで悩んだ時期があることや、ドクターヘリ要請で車の中で命を落としかけている父親と息子の親子関係を目の当たりにしたりして、自分だけではなく、同じように家族のことで悩んでいる人がいて、子供は親を選べないが、親は親なんだと気付かされ、母親に優しくしようと最後は思えるという、心の変化。

感動シーン③

脳死状態の息子を目の前にして、臓器提供を決意する夫婦。臓器提供のカードを持っていたという少年。親の承認で臓器提供が決まる。悩む親に寄り添う灰谷（成田凌）。灰谷はすごく優しくて患者に寄り添おうと努力する。しかし、決めるのは患者の親。臓器提唱をすすめることも誘導することもしなくていいという橘に従う。臓器提供を決めた親の気持ちが描かれる。子供の心臓はまだ動いている、しかし脳死。生きているのに・・・となって当然だ。病室に橘（椎名桔平）は息子を連れてきた。息子の心臓は臓器提供してもらったんだと明かす。息子の心臓を聞いてくださいと聴診器を渡す。他の人間の体内で息子の臓器は生きるんだと両親は感じ涙する。

感動シーン④

海ほたるでのフェリー事故で藍沢が死にそうに！？海ほたるで救命を続けている中で、藍沢が事故に会い、意識を失う。白石恵（新垣結衣）・緋山美帆子（戸田恵梨香）・冴島（比嘉愛未）・藤川（浅利陽介）らが心配する中、意識を取り戻した。救助中に、いきなり転落して感電！？突然の展開に「えーー！」となりました。終盤にこんな事件を！？って。ですが、藍沢の事故の背景には白石たちの仲間に対する愛情をすごく感じました１０年という年月が５人の絆を感じさせてくれました。そして、それぞれの道へ歩んでいく姿も描かれました。

感動シーン⑤

エンドロールの結婚メッセージ。藤川が白石に頼んでいた結婚式用のメッセージが面白いんです！感動もします！最後までおちゃめなコードブルーですよ。もちろん、藤川と冴島の結婚式もしっかり登場します。式場ではなくて病院の中庭にて、医師や看護師に見守られて、幸せいっぱいのシーンです。ファンとしては、やっと結婚したねーな気分でした。幸せな二人の姿を見守る、藍沢（山P）白石（ガッキー）緋山（戸田恵梨香）も祝福ムードですごく良かった！！

フェローの成長も見逃せない！

今回、特に目立っていたのは名取（有岡大貴）ですね。緋山へのバチバチ感笑えます。いつも緋山を気にしていて・・・好きなんですよね。名取は負傷者の手当で、ヘルプに来た緋山に対して「一人でできます！」と言ったり、病院内でも自分がやります！など喧嘩を売るような発言連発。でも、それは、緋山先生が、未熟なフェローたちの教育のために行きたい周産期センターでの勤務を躊躇していたことに気づいての行動でした。安心して緋山に周産期センターに行って欲しい！という気持ちの裏返しでした。そして、緋山は周産期センターに無事いくことができました。

灰谷は、フェリーの事故現場で水面に浮かぶ男を発見。この時、中国人に対して中国語で会話をする灰谷がかっこよかった！この男性は臓器提供希望のカードを持っていたことから、臓器提供を決める家族に寄り添う。

横峯は、変わらず明るくて可愛いフェローでした。雪村の母親に対して心配したり、大きなエピソードはありませんでしたが可愛かったです！

全体的な感想としては、エピソードがいくつもあり、展開が早く、目が話せませんでした。感動シーンも多いので、とにかく忙しい！！あれこれ詰め込みすぎたのでわ！？という感覚にもなりますが、実際の医療現場も、毎日、違う患者の病気や事故に向き合うわけですから、うなずけます。フェリーの事故現場がすごく激しく描かれたわけでもないので、ドラマのトンネル崩壊事故のほうがハラハラ・ドキドキしたなという感じもしました。

しかし、10年という月日の中で、それぞれが成長して、進むべき道に舵を取り始めた！という終わり方でした。言葉で大切な人に伝えることの大切さをすごく感じました。エピソードや新キャストも加わり、とても見ごたえのある劇場版コード・ブルーでした！！ドラマファンは必見ですし、ドラマを見ていなくとも感動できる映画です。劇場へは、ハンカチやティッシュを忘れずにね！！